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お知らせ

2022-10-03

イベント

東京・六本木で開催されたトークイベント「AXIS Dialogue β」にて、海と環境をテーマにお話しました!

東京・六本木にあるAXISギャラリーにて開催されたトークイベント「AXIS Dialogue β」に登壇しました。海藻の養殖に取り組む「シーベジタブル」代表の蜂谷さん、海に関する次世代の教育活動を行う「みなとラボ」代表の田口さんとともに、海や環境をテーマにお話しました。

ウェーブ・ダックに関する質問と回答

以下は、イベントの中で頂いた質問の一部です。ウェーブ・ダックについて、より深く知るための手掛かりになれば嬉しいです。

1. なぜ海で発電?

海の最大の特徴は、その広さです。特に四方を海に囲まれた日本には、陸地の12倍もの海があります。しかしその多くは、資源として活用されることなく放置されている状態です。ウェーブ・ダックは、この大きな未利用エネルギーを活用することで、気候変動の解決を目指します。

2. ウェーブ・ダックが利用できる海の範囲は?

これまでに開発されている海の発電システムは、海底や沿岸へつなぎ留めておく必要があることから、広大な海のごく一部しか利用することができません。海底への固定は、利用できる海域を極端に狭めてしまうとともに、建設コストを引き上げる要因になります。

そのためウェーブ・ダックは固定が必要な要素を取り除き、海に浮かべるだけで発電、そして蓄電が行えるようにしました。海底や沿岸への固定が不要なウェーブ・ダックは、広大な海を最大限に利用することができます。

3. 漁業に影響は?

ウェーブ・ダックは海に浮かぶ発電システムですが、漁業の妨げになることのないよう開発を行なっています。まずは海の生態系を守り、漁が行われるエリアを避けるなど、直接的な妨げにならないことが大前提ですが、将来的には漁にウェーブ・ダックを携行することで売電収入を得るなど、漁獲高が減少する中で収入を得るひとつの選択肢になれたらと考えています。

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